2019-01-01から1年間の記事一覧
プレマリンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)を補給する女性ホルモン剤で、更年期障害や不妊治療に用いられます。 プレマリンを単独で飲む場合は、卵巣機能不全症や機能性子宮出血・老人性膣炎などの治療の時です。 それ以外は、黄体ホルモン薬(プロゲステロン…
プレマリンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)を補給する女性ホルモン剤で、更年期障害など女性特有の症状を緩和するお薬です。エストロゲンの含有量からすると低用量ピルではなく、中用量ピルになります。 更年期に入り、卵巣の機能が衰えてくると卵巣から分泌…
低用量ピル「ダイアン35」は避妊効果だけではなく大人ニキビの治療目的に服用されます。 女性がこれらの目的で飲む場合は、生理初日から毎日決まった時間に1錠ずつ21日間続けて飲みます。その後の7日間は何も飲まずに過ごし、29日目からまた新しいシートで毎…
低用量ピル「ダイアン35」は避妊効果だけではなく大人ニキビの治療薬としても海外では多く飲まれています。ニキビ治療に低用量ピル。。。と、なんだかピンとこない人もいると思いますが、 「ダイアン35」は断トツの有効率(約80%)を誇り、ニキビ跡が残ってし…
ニキビがひどくて、皮膚科で抗生物質や漢方薬治療をしても全然効かず悪化の一途をたどってしまい、どうすればいいか困っている人も多いかと思います。そんな方に、おすすめなのが低用量ピルを用いてニキビを改善する方法です。 低用量ピルは卵胞ホルモンと黄…
ピルは低用量ピルでも中用量ピルでも、飲み方次第で生理日を調整することができます。どのピルでも可能です。 しかし、日常的にピルを服用していない人は、できればラベルフィーユやトリキュラーを使わない方が無難でしょう。 トリキュラーとラベルフィーユ…
ピルは、配合される卵胞ホルモン(エチニルエストラダイオール)の量によって、超低用量・低用量・中用量に分けられます。1錠中にがエチニルエストラダイオールが0.025mg以下なら超低用量ピル、0.03~0.035mgなら低用量ピル、それ以上を中用量ピルになります。…
ヤーズはバイエル薬品が販売している超低用量ピルですが、それとは別にヤーズフレックスという商品があります。商品名は違うのですが、実薬は全く同じ成分で同じ型の錠剤です。 使用目的が異なるため1シートの錠剤数が違うことと飲み方が違います。 月経困難…
ヤーズとトリキュラーの違いは、ヤーズには卵胞ホルモン「エチニルエストラジオール」が1錠中0.02mg、トリキュラーには0.03mg~0.04mg。ヤーズの黄体ホルモンは「ドロスピレノン」で1錠中3mg。トリキュラーの黄体ホルモンは「レボノルゲストレル」で1錠中0.0…
1錠中に黄体ホルモン「ドロスピレノン」3mgと卵胞ホルモン「エチニルエストラジオール」0.02mgを含有するヤーズの後発品・・・つまりジェネリック商品は、今のところ日本国内では販売されていないと思います。 海外の商品では「ドロスペラ」という商品があり…
ヤーズを飲むと・・・というより、経口避妊薬であるピルを飲み始めると、体内のホルモンバランスが妊娠中と同じような状態になるので、脳が「現在妊娠中である」と判断します。 そのため、体質によっては妊娠中の「つわり」とそっくりの、軽い副作用が発生す…
低用量ピルの飲み方はほとんど同じで、毎日決まった時間に1錠ずつ飲みます。 基本的には生理初日に飲み始めます。特に、避妊を目的とする場合は初日に飲まなければ、その周期の避妊効果はあまりないため、必ず初日に飲み始めるようにします。 ヤーズは実薬が…
ヤーズは超低用量ピルで、月経困難症治療薬として健康保険適用のピルになっています。月経困難症の他にも、子宮内膜症、過多月経、PMSなどの治療に使用されます。そして、問題の避妊効果ですが、多くの婦人科で避妊効果あり・・・として使用されています。 …
低用量ピルの効果には、生理周期のコントロールや生理痛の改善生理不順、PMS(月経前症候群)の改善、卵巣がんの予防、子宮内膜症の治療効果の他に、ニキビの改善が期待できます。 ニキビには、黄体ホルモンの存在が大きく影響していて、生理前になると黄体ホ…
後発医薬品とはいわゆるジェネリック商品のことで、新薬の特許期間などが過ぎた後に他のメーカーから製造・販売され、有効成分や効き目、品質、安全性が新薬と同じであることを条件に、国から承認されている薬です。 ルナベルにはLDとULDがありますが、その…
低用量ピルを飲むと太るのか太らないのか? クリニックの医師の回答を見る限りでは、ピルを飲んで太ることはありません!と断言しています。 これ、実際に医師が服用して、太らないって確認しているのでしょうか? そのあたり、微妙・・・ 結論としては、や…
ルナベルに限らず、これらのピルは7日間の休薬期間(偽薬を飲む期間)を含む28日周期で服用するものです。日本製のルナベルの場合、偽薬がない1シート21錠入りなので、偽薬に関する飲み忘れを考える必要はないのですが、海外製ジェネリックなどは偽薬が含まれ…
ルナベルLDは、第1世代 1相性タイプの低用量ピルで、2008年に認可された国内初のLEP製剤(保険適用治療薬)です。月経時の強い痛みや子宮内膜症の治療薬だけでなく、月経前の不快な心身の症状・・・PMSの治療薬としても効果があります。現在では、月経困難症の…
トリキュラーは3相性ピルと呼ばれ、女性ホルモンの生理的な周期変化に対応させるために、1周期服用する間にも、ホルモンの量を3段階に増減しているのが特徴です。これによって、第1世代のピルに比べて、1周期中(28日間)のエストロゲンの総量が少なくなりまし…
低用量ピルの飲み方はほとんど一緒ですが、トリキュラーの実薬は3種類に成分が異なるようになっているため、ちょっとだけ面倒です。 基本的には生理初日から実薬を21日間服用し続けて、その後7日間は休薬期間または成分が入っていない偽薬(プラセボ錠)を服用…
低用量ピルには種類がいろいろありますが、バイエル薬品が販売しているトリキュラー錠もマーベロン同様に経口避妊薬になります。 低用量ピルには1シート21錠入りと28錠入りのものがあり、どちらも21錠は女性ホルモンが含まれている実薬です。 1シート21錠入…
低用量ピルのマーベロンを飲み始めると太るのか? ちまたではピルを飲むと太る。。。ということがチラホラ囁かれています。 婦人科の医師はこれを完全に否定しています。 しかし、実際に飲み始めて太った女性もいるようです。また、体重の変化はない女性もも…
マーベロンは卵胞ホルモン(エストロゲン)を0.03mg含有しているので、ニキビへの効果が期待できます。とはいっても、ピルの有効成分のひとつである卵胞ホルモン(エストロゲン)はどのピルでも「エチニルエストラジオール」が使われています。1錠に含まれる量の…
低用量ピルは、毎日1回1錠をほぼ同じ時間に服用し、体内のホルモンバランスを継続的に整えることで、さまざまな効果を発揮します。 マーベロン28とは1シート28錠入りで実薬が21錠と偽薬が7錠入っています。マーベロン21は1シート21錠入りで偽薬がないため7日…
絶対妊娠したくない!という女性のために、最近では、ほぼ確実な避妊が可能な薬・・・低用量経口避妊薬があります。低用量経口避妊薬(OC)とは、避妊効果がメインで飲み忘れがなければその効果は90%以上といわれています。 避妊を目的とする低用量ピルには幾…