プレマリンは更年期障害のホルモン治療に
プレマリンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)を補給する女性ホルモン剤で、更年期障害など女性特有の症状を緩和するお薬です。
エストロゲンの含有量からすると低用量ピルではなく、中用量ピルになります。
更年期に入り、卵巣の機能が衰えてくると卵巣から分泌される女性ホルモン、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下します。
この卵胞ホルモンの低下により、脳の中の自律神経中枢の働きがうまくいかなくなります。
つまり、自律神経の働きを回復させるには卵胞ホルモン(エストロゲン)を補充してあげればよいわけです。
これがHRT(ホルモン補充療法)の原理です。
基本的にはエストロゲンを補充すれば十分なわけですが、エストロゲンだけを補充すると出血や乳房の張りなど不快な症状を伴います。
そのため、エストロゲンとプロゲステロンの2種類のホルモンを補充することが基本的な方法です。
ただし、治療をする人に向いた方法を行うことが多く、エストロゲンのみ補充する場合もあります。
そのエストロゲン補充に使われるピルの代表的なものがプレマリンになります。
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